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固定回線

固定回線の速度やオンラインゲームに必要な速度、ping値について基本的な知識と、速度が遅い時の3つの対処法

インターネットは快適に使用できていれば何も気にすることはないですが、知識はあるに越したことはありません。

こちらでは、固定回線の速度についてわかりやすくまとめています。

また、速度が遅い時に筆者が試して見事改善した方法も紹介しています。

是非参考にしてください。

速度について

CMなどで「高速〇ギガ!」などと目にする方も多いと思います。

このギガって何なのでしょう?

速さはKbps、Mbps、Gbpsで表される

インターネットの速度の単位はKbpsMbpsGbpsで表されます。

それぞれキロビットメガビットギガビットと読みます。(正確には〇〇ビットパーセコンズ)

1秒間にどれくらいのデータをやりとりできるかを表しています。

1000bps=1Kbps

1000Kbps=1Mbps

1000Mbps=1Gbps

距離を表す1000m=1km、重さを表す1000g=1kgと同じで、ネットの速度も上のように単位が変わります。

100~500kbps ←メールやメッセージの送受信、遅すぎてネット閲覧はできません

1Mbps ←ネットサーフィン、通常画質の動画再生

10Mbps ←ネットゲーム、高画質動画再生

100Mbps ←非常に高速、何でもできます

1000Mbps=1ギガですので速度が必要とされるネットゲーム、動画、WiFi接続を全て同時に複数台接続しても何ら支障のない超高速となります。

速度には「上り」と「下り」がある

インターネットの速度には「のぼり速度」と「くだり速度」があります。

上りの速度

データをアップロードすることを「上り」と表現します。アップなので上りですね。以下のようなシーンは、アップロードの例となります。

・メールの送信
・SNSなどへの書き込み
・Webサイトの更新
・YouTubeなどへの動画投稿など

つまり、何かを「送信」する行為全般がアップロードと呼ばれています。回線業者のデータなどで「上り速度」と表現されているときは、この送信速度を指します。

下りの速度

一方で、下りはデータをダウンロードすることを意味しています。ダウンなので下りです。以下のシーンは、ダウンロードの例となります。

・YouTubeなどの動画視聴
・メールの受信
・Webサイトの閲覧など

インターネットからデータを「受信」する行為全般が、「下り」にあたるというわけですね。

わかりやすく言えば、何かデータを送るのがアップロード(上り)で何かデータを受けるのがダウンロード(下り)です。

アップロード(上り)の機会はほとんど無く、速度もあまり必要ない為、重要視されるのはダウンロード速度となります。

特に固定回線は自然と下り速度よりも上り回線のほうが速い傾向にありますので上り速度は気にしなくてよいでしょう。

インターネットに必要な速度

ではインターネットをするにあたって必要な速度はどれくらいなのでしょうか?

用途 速度
メールやSNSのメッセージ受信 128Kbps〜1Mbps
WebサイトやSNSの閲覧 1Mbps〜10Mbps
動画視聴(YouTubeなど) 3Mbps〜25Mbps
オンラインゲーム 30Mbps〜100Mbps

メールやSNSでのメッセージのやり取りは「1Mbps」あれば問題ありません。

WebサイトやSNSの閲覧に関しては、簡易的なページの場合は「1Mbps」程度で十分です。

ただ、画像が多いページになると1Mbpsでは物足りないので「10Mbps」は欲しいところ。

動画視聴に必要な回線速度は画質によって異なります。

高画質な動画を快適に見たい人は「25Mbps」あると安心でしょう。

オンラインゲームは送受信するデータの容量が大きいです。

快適にプレイするには最低でも「30Mbps」は必要になります。

動きの激しいゲームの場合はデータ容量がさらに大きくなるため「100Mbps」程度を目安にすると快適にプレイできます。

ping値

あまり馴染みのない数値になりますが「ピンち」と読みます。単位はms。

速度とは違って、1つのデータを送受信するためにかかった時間を表しています。

どれくらい時間がかかったかを表すので、この数値は速度と違い「少ないほうがいいわけです。(理想は0ms)

通常のネット使用にほとんど関係はないですが、反応速度が求められるオンラインゲームではこのping値が致命的になります。

通常固定回線では良好な数値が出ますが、テザリングやポケットWiFiだとラグが生じることがあります。

評価 Ping値
超速い 0~15ms
速い 16~30ms
普通 31~50ms
ちょい遅い 51~100ms
遅い 101ms~
ゲームジャンル 推奨ping値
FPS、TPS、格闘ゲームなど反応速度が求められるゲーム
(PUBG、FORTNITE、スプラ、APEX、ストファ、スマブラなど)
10ms以下
MOBA、少し緩めなシューティングなどやや反応速度が求められるゲーム
(LOL、DOTA、GTAなど)
20ms以下
MMORPG、MORPGなどほぼ反応速度は求められないゲーム
(PSO2、FF14、黒い砂漠、ラグナロクオンライン、MHWなど)
30ms以下
将棋、囲碁、TCGなどほぼ反応速度が必要ないゲーム
(Hearthstone、Shadowverseなど)
100ms以下

固定回線で速度は気にする必要はない

前述の通り、家族全員が速度を必要とするネットゲーム、動画、WiFi接続を全て同時にする状況であれば(同時接続数が多いほど速度は落ちる)速いに越したことはありませんが、通常、速度を必要とするユーザーでも100Mbpsあれば充分です。

筆者も1Gbpsの事業者と契約していますが実際に出る速度は200Mbps~300Mbps、ピークタイムで100Mbps程度です。

この速度でも実際非常に高速ですし不便を感じたことは1度もありません。

ボイスチャットをしながらネットゲーム(FPS)をしても一切ストレスを感じません。

今や固定回線でストレスのたまるほど低速なサービスはありませんので、通常は速度に関しては事業者を選ぶ基準になりませんし、何も気にする必要はありません。

速度アップについて

筆者は今でこそ各種資格(電気工事士、陸上特殊無線技士など)を持ち、大手電力・通信会社で現場責任者として高所作業車でネット開通工事も行ってきましたが、

全くの無知だった昔は、スマホやプレイステーションで反応速度が求められるオンラインゲームをしていた時に、速度が遅くて困っていた時期がありました。

特に夜間や、ネット利用が多いと思われる時間帯はひどかったです。

PC、スマホ、PSで速度を測ったところ、数Mbpsでした。

そこで対処したのは以下の通りです。

・LANケーブルの交換

・WiFiルーターの交換

・プロバイダー変更

LANケーブルの交換

まず回線業者が設置していったONUから自前のWiFiルーターを接続しているLANケーブルを交換しました。

LANケーブルによっては最大限の速度が発揮できないと知ったからです。

LANケーブルにはケーブル自体に以下のような記載がされています。

CATはカテゴリーという意味で、CAT 5ならカテゴリーファイブで最大通信速度は100Mbpsです。(記載がない場合は経験上CAT 5が多いです)

規格 最大通信速度
CAT 5 100Mbps
CAT 5e 1Gbps
CAT 6 1Gbps
CAT 7 10Gbps

自宅LANケーブルは見事にCAT 5でした。

1Gbps出れば充分だと思った私は早速近所の家電量販店でCAT6を買って交換してみました。

結果はほとんど変わりませんでした。

もともと数Mbpsしか出ていないところでLANケーブルを交換しても当然速度は変わらないですね。

200Mbps欲しいのにLANケーブルが原因で100Mbps以上出ないようならLANケーブルの交換は効果があります。

WiFiルーターの交換

確か当時は最大20~30MbpsのWiFiルーターを使っていました。

さらに周波数が2.4Ghzのみのタイプでした。

2.4Ghzは電波の到達距離こそ広いものの、電子レンジなど家電製品などの影響を受けやすいため不安定になりがちです。

そこで5Ghz対応、最大速度も300MbpsのWiFiルーターへ交換しました。

結果、速度は少し速くなりましたがやはりまだ時間帯によってはラグが気になります。

プロバイダー変更

どうしても快適にオンラインゲームがしたかった私が調べまくった結果、プロバイダーにたどり着きました。

プロバイダーとは私たちがインターネットを利用できるようにしてくれている橋渡し的存在です。

するとやはり「使用者が多いプロバイダーは時間帯によって混みあうので速度が落ちる」「IPv4じゃダメ。IPv6に対応していないと」という情報が。

超ざっくり言うとIPv4は混みあいやすくIPv6は混みにくいという事です。

確かに当時利用していたプロバイダーは家電量販店系プロバイダーで、評判も悪くIPv6に対応していませんでした。

そこでゲーマーの中でも評判がよく使用者の少ないIPv6対応プロバイダーへ変更しました。

結果は大成功!

ピークタイムに数Mbpsしか出なかった速度が100Mbps程度まで出ました。

現在も同じプロバイダーですが混みあわない時間は200~300Mbps出る事もあります。

プロバイダー料金も安くなったし、もっと早くプロバイダーを変更しとけばよかったと思いました。

まとめ

もし新規にネット契約をするのであれば、

最近は当たり前になりつつある事ですが......

・IPv6に対応しているプロバイダーを選ぶ

・WiFiルーターは5Ghz対応、高速の物を選ぶ

・ONUからWiFiルーターは最低でもCAT5e以上のLANケーブルで接続する

これさえ守っていれば快適にインターネットができると思います。

余談

インターネット関連の仕事をしてきた経験上、ネットが遅い、WiFiが遅い、ネットが途切れるといった症状で伺った結果の99%以上はお客様宅の設備が原因です。

そもそも回線の異常があればエラーが出ますので通信局でチェックします。

1件1件状態がわかるようになっています。

大体の原因はPC本体やお客様のWiFiルーターです。

PCもWiFiルーターも皆さんが思っているより寿命は短く、WiFiルーターに関しては3年~5年です。

WiFiルーターはそんなに高価な物は必要ありませんので、速度が落ちてきているのであれば消耗品だと思い買い替えましょう。

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